一石二鳥の「なつみずたんぼ」

投稿日: by 伊東
カテゴリ:水と環境について



稲が育つ水田の隣にゆったりと広がる、浅い池。
これは土壌を改良する手段の一つで、
連作障害を防ぐため、麦を収穫した後の畑に水を満たしたもの。
畑を水で覆うことで麦作で失った養分を補い、
土中の微生物バランスを元に戻すことができるといわれています。




冬の水田に水を張る「ふゆみずたんぼ」に対して、
「なつみずたんぼ」と呼ばれる、畑への水入れは、
夏に勢いを増す雑草対策にも効果的とのこと。
農薬を減らし農家の手間を省ける環境負荷の少ない農法として、
栃木県や埼玉県では現在でもよくおこなわれています。




最近「なつみずたんぼ」で渡り鳥であるコチドリやサギのほか、
珍しいシギやチドリのエサをついばむ姿が目撃され、話題になりました。
天然の湿地が年々減少する中、農薬の少ないこの代替湿地が、
渡り鳥たちの新たな休息場所になったと考えられます。
農業と自然が違和感なく共存する、穏やかな一石二鳥の風景です。




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